あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。Tエブリデイです。少し間が空いてしまいましたがお元気ですか。
前回まではキャリパーを分解して汚れ落としまでやりました。これから組み込みして、バイクに装着してフリードを入れてエア抜きします。
ピストンの点検です。汚れがありますので綺麗に落とします。汚れが残っていると組み込む際にダストシールを傷つけることがあるためです。汚れ落としにはピカールを使用しました。ある程度は落ちましたが、しつこく残った汚れには耐水ペーパーの2000番を使いました。磨く際は横方向に磨いてください。縦に磨くとオイル漏れの原因になりますので。
シールは新品に交換しました。メーカーも再利用しないように言ってますね。
06451-KV3-406 ピストンシールセット4個
06451-KV3-405 ピストンシールセット4個
45103-MR7-006 キャリパーを繋ぐシール4個
部品番号は備忘録です。
ピストンシールを組むときは薄くシリコングリスを馴染ませて、またピストンにも薄く塗ります。ピストンシールが入る溝にゴミやカスがある場合はキレイに除去しておきます。傷がつかないように爪楊枝などの柔らかい素材のものを使って除去するか、専用ツールを使うと効率が良いです。
キャリパーシール、ピストンを組み込んだら、キャリパーを繋ぐシールを忘れずに入れて左右に分割されたキャリパーを一つに組みあげます。トルクは2〜3キロです。
その④に続きます。
その他のキャリパーオーバーホール記事はこちら
ブレーキキャリパー オーバーホール バイク用NISSIN 4POT①