ゼファー エンジンオイル交換

バイク

こんにちはTエブリデイです。久々にゼファー400のメンテナンスをやりました。といってもメンテナンスの基本、オイル交換です。夏からほとんど乗ってなかったので交換をサボってました。

エンジンオイル交換のタイミング

ゼファー400のエンジンオイル交換時期は

  • エンジンオイルの交換 6000km毎
  • オイルフィルタの交換 18000km毎

サービスマニュアルに記載があります。しかし、エンジンを大事にするのであれば推奨距離の半分で交換したいところです。また、交換推奨距離に到達していなくても

春と秋に交換するのがベストだと思います。

冬と夏はオイルの劣化が進む季節だからです。冬は水分が混ざりやすかったり、夏は高温になるため粘度が低くなるからです。ですから、エンジンにとって過酷なシーズンの後が交換タイミングとなります。またオイルフィルターの交換はオイル交換2回に1回のタイミングで行いたいですね。

エンジンオイルについて、入れる量

今回はオイル交換だけなので交換する量は2.5リットル。4サイクルオイル、サービスマニュアルのサービスデータを参照しました。オイルはカワサキ純正ではないですが。。。

エンジンオイルの表記について

オイル粘度表記

10w-40

10w•••••ウインター指数。数字が小さいほうが低音でも粘度が上がらず、始動性が損なわれないです。要は低音で固まりにくいということです。0Wは零下35℃、5Wは零下30℃、10Wは零下25℃に対応しています。WはWinter(冬)の頭文字です。

40•••••基準粘度。数字が大きいほうが高温でも粘度低下が少なく、潤滑性能が損なわれないです。ほかには50や60などがあります。

成分表記

化学合成油•••••石油などをベースに分離再合成したオイル。高性能オイルです。

半合成油•••••鉱物油に化学合成油を混合したオイルになります。化学合成油の混合量が少ないものは部分合成油になります。

鉱物油•••••石油精製のオイルです。旧車などクリアランスの大きなエンジンに向きます。

グレード

MA•••••高せん断安定性に優れており摩擦材が少なくクラッチ滑りを誘発しない。

MB•••••摩擦材が多く含まれており、エンジンフリクション低減効果ありの摩擦抵抗の少ないオイル。

準備編

エンジンオイル、オイルジョッキ、17ミリのボックスレンチ、またはメガネレンチ、ウエス、パーツクリーナー、プライヤー、トルクレンチ(あれば)写真にないですが、オイルを受ける容器

オイルはカストロールのpower1 4T 10w-40 MAグレード、部分合成油です。アマゾンで2500円ほどです。4リットル入りですのでコスパの良いオイルですね。

オイル交換方法

まず、エンジンをかけて暖機してオイル粘度を下げます。

真ん中に見えるボルトがドレンボルトです。

次に、ドレンボルトを緩めます。ドレンボルトはしっかり締まってますのでボックスレンチやメガネレンチを使用します。スパナはボルトの頭を舐めやすいので使わないほうが良いです。

ドレンボルトが緩んだら、ボルトを押し付けながら手で回して緩めます。完全に緩んだら素早く手をどけてドレンボルトを外します。

フィラーキャップを外してオイルが出やすくなるようにして、オイルが抜けるのを待ちます。

古いドレンワッシャーを外して新しいドレンワッシャーに交換します。

ドレンボルトのネジ山の汚れ、ゴミをパーツクリーナーを使用して掃除します。

ドレンボルトを手で締まるところまで回してからトルクレンチを使用して締め上げます。トルクは2.0kg-mです。ボックスレンチやメガネレンチで締める場合は締め過ぎてネジ山を壊さないように注意して下さい。

オイルは少なめに入れて足すようにします。多過ぎると白煙が出たり、抵抗になるためです。まず2.4リットル入れました。一気に入れると溢れる事があるのでゆっくり少しずつ入れて下さい。

バイクを垂直に立ててからオイル量確認窓で入っている量を確認する。オイル規定ライン内なので、エンジンを始動。停止してしばらく置いて再度確認窓から量を確認する。アッパレベルに合わせておくと余計なオイル補充が不要になるので合わせておくと良いと思います。

オイル交換は難しくないメンテナンスですが、ドレンボルトの頭を舐めてしまったりオイルパンのネジ山を壊してしまうと修理代が高くつくので作業は慎重によく注意して行う事ですね。

新年迎える前に、オイル交換して愛車のリフレッシュできました。ではまたね

今回使用したオイル

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